7月 龍勢保存会会長の挨拶
 ホームページ冒頭にありますように2021年度も草薙神社龍勢花火の打ち上げが中止となりなした。残念ですがその間、花火製作の活動や木遣り唄、呼び出し・口上の練習は中断しております。新型コロナウイルス感染への心配が無い状況になりましたら、活動を再開して行きたいと思います。
 さて、龍勢花火の製作活動は行いませんが、昨年に続き伝承活動として静岡市立清水有度第一小学校・清水有度第二小学校の5年生への龍勢の授業は、保存会の代表者で行っていきます。
内容は、①世界のロケット型の花火・日本の龍勢花火、②龍勢花火の歴史、③龍勢花火の製作、④龍勢花火に関わる人々、⑤木遣り道中での木遣り唄です。今年は、5年生の各学級に一枚、落下傘に願いを込めてデザイン画を描いてもらいます。この落下傘は、2022年度の龍勢花火の本番の親吊りや子吊りとして花火に使います。
 また、静岡県立大学の情報経営学部上野雄史教授の講座の一部で講義を学生にさせていただくことになりました。
更に、草薙龍勢花火に関する展示を夏休みの間行っていますのでご覧いただけることを願っております。
展示1 主催:静岡県立中央図書館
 「龍勢花火…晴天に流るる伝統と技能」 
  期間 2021年7月20日(火)~8月29日(火) 
7月30日(土)8月2日(月)・16日(月)は休館
場所 静岡県立中央図書館 3階展示室 地域資料特集展示コーナー
入場 無料
展示2 主催:静岡市登呂博物館
「ひょっこり有度山展-平野にあらわれたフシギな山-」
龍勢花火コーナー(畳み二枚ほど)